私が、異議を唱えると、老母、不満そうに、「じゃあ、カップスープにする?」と言う。しかしながら、もう、すでに缶のフタは半分以上空いてしまっている。ここで「ボルシチ」を辞退すると、半開きの状態のまま、「ボルシチ」がどのような状態に置かれるかわからない!
 何しろ、実家の冷蔵庫には、老母の一人暮らしだというのに、食料品が大量に貯蔵されている。特に、冷凍食品の類は、冷凍庫を閉めるのに汲々とするくらい、大量に貯蔵されている。おそらく、賞味期限はおろか、3年もの、5年ものくらいのものはありそうな感じなのだ。

 で、渋々缶から出して鍋で暖めた「ボルシチ」を食したのだが、恐らく、4人前くらいはあっただろうか・・・さすがに喰いきれずに1杯目で根を上げた・・・

 それにしても、いい加減、老母に「スープ」と「シチュー」あるいは「煮込み料理」の違いを覚えさせる術はないものだろうか・・・と、毎度の事ながら思った次第であります